無銭ワイ

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日記

振られて最初の週末

振られて最初の週末がやってきた。

付き合っていた頃は週末どちらか必ず会っていたのを思い出す。

 

カフェ、ペットショップ、猫カフェ。彼女の友人の作品が展示してある展示会や初詣にも行った。

ごくごく普通。デートの定番。シンプルイズベスト。

私の家で過ごす日もあって、アマゾンプライムでMr.ビーンを見たり彼女が好きなYouTuberを横に座って一緒に見た。お腹が空いたらスーパーに行って料理を作って一緒に食べた。

何気ない日々。過ごした時間は一生忘れられないし忘れないだろう。

 

彼女にとって私はもうレッドアザーヒューマンでそこらの石ころと変わらない。

男性と女性で脳の作りが違うらしく、女性はきっぱりと忘れて次の恋に進めるそうだ。

私の彼女は宇宙一可愛いのですぐに彼氏が出来るだろう。

 

アラームをセットせずに寝たのに8時には目が覚めた。寝るにも体力がいるというのは本当らしい。

寝ぼけ眼でLINEを開く。彼女のトークが一番上に表示されていた。

「何か届いてる!!」急いで開いたが何も届いていなかった。

彼女とのトークはピン留めしていて常に一番上に表示されている。

 

ベットから出て、彼女から貰ったプレゼントを纏めた箱(通称:パンドラの箱)の前に行き、今日の予定を話した。

話している途中、私の1000個の目から涙が零れ落ちた。

 

「1000個目があるって、千眼 美子かよ!!」

「千眼は目が2つだろ!!」

「じゃあ千眼の邪教神か!!」

「○川○法も目は2つだよ!!」

「いや千眼の邪教神は遊戯王のモンスターだから!!」

漫才が出来た。

 

振られてから毎日パンドラの箱に話しかけている。

起きてまず予定を話し、寝る前に今日あったことを話す。そしてこの時必ず泣いている。

可愛いメンヘラがやってギリセーフ。25歳ブサメンは完全にアウト。

国によっては極刑に処される可能性もあるだろう。

 

思い返せば最初に別れを告げられた日から毎日泣いている。気づけば1ヶ月経った。

泣く為に生きているのだろうか。泣いて水分を取ってまた泣く。

ドリンクバーの機械と変わらない。

 

午前中は動画を編集した。

「今日も生きてます」という動画。振られてから毎日撮って編集している。

カメラに向かって今日あったことを話す、ただそれだけ。

時代が時代なら検索してはいけない言葉で危険度Dに入りそうなくらい気色悪い。

ただこの動画、公開はしていないしする気もない。ただ撮って編集しているだけ。家に居る時何かをしないと落ち着かないからやっている。

 

編集が終わったので午後からは外に出ることにした。

この日のコーデは、

告白する時に着た勝負Tシャツ。

彼女に選んでもらったコートとスキニー。

「その服装にはトートバックが似合います」と言われて、1週間前に買ったトートバック。

「そのスニーカー良いと思います」と言われて1週間前に買ったスニーカー。

全身を虚しさで揃えた最強コーデだ。

 

私はいつも外出するときに音楽を聞いている。

この日のBGMは私と彼女が好きだったバンド。私がLINEのBGMに設定していてそれを聞いて好きになったと言っていた。きっとこのバンドのことも嫌いになっているんだろう。このバンドに罪は無いのでどうかまた聞いて欲しい。

 

最初に神社に行った。ここは彼女と初詣に訪れた場所。

コロナの影響で、手と口を清める場所が閉鎖されていた。 

神様には「世界平和」をお願いをした。

一刻でも早くコロナが収束するように、そしてみんなが幸せに生活できますようにと。

 

嘘である。

実際は彼女とまた付き合えるようにとお願いをした。

こんな糞みたいな願いを叶えるほど神様は暇ではないのでこの願いは即座に却下されたことだろう。

 

その後カフェに行った。ここは初詣の後に彼女と来た場所。

前回来た時に彼女が気に入っていたお店のかるたを会計の時に買った。

「プレゼント用ですか?」と聞かれたので「自分用です」と答えた。

 

カフェを出て彼女に服を選んでもらった服屋に向かった。

この日行くのは全て彼女との思い出がある場所。

思い出の場所を一人で巡る、地獄のようなスタンプラリーだ。

やっていることはストーカーとほぼ同じ。

その日の夜にこのことを友達に話したら、「本当にもうやめましょう」と笑い無しで言われた。

 

彼女が私にどの服が似合うか選んでくれた服屋。

当時、何を思いながら私に服を選んでくれたのだろう。その事ばかり考えてしまった。

服屋には雑貨も置いてあって、「今度来たら買う」と約束した人形を買って店を後にした。約束は別れても破らない。令和のフォレスト・ガンプとは私のことだ。

 

次に向かうのは少し離れたところにあるペットショップ。

一緒に通った道を歩きながら当時の会話を思い出した。

「韓国料理屋の看板に書いてあるハングルが微妙に間違っている」

「実は鳥が苦手」

など。

 

彼女の苦手なものは他に何だったんだろう。何が好きで何が嫌いだったのか。彼女のことをよく知らないなと思った。勝手にわかった気になって、「貴方を支えたい」と別れる前に送った自分が恥ずかしくなった。

 

2人でゆっくり歩いた500m美術館。

前回通った時と同じ作品がまだ展示されていた。

子供の壁画コーナーが面白くて2人で笑いながら歩いたのを思い出す。

子供の発想は凄い。行ける人は今月25日までなので是非行って欲しい。

 

地下は風が強くて、彼女は前髪が崩れるのを嫌がっていた。

彼女の前に立って「風除けになります!!」と言ったら「恥ずかしいからやめて下さい」と言われたのを思い出した。本当に恥ずかしくて嫌だったんだろう。ごめんなさい。

 

地下から出ると外は真っ暗になっていた。時間が経つのは早い。

 

ペットショップでは彼女が好きだった動物をひたすら眺めた。

気持ちよさそうに寝ていて時折寝言を言っていた。ただひたすらに可愛かった。彼女はどういう所が好きだったんだろう。

 

ショップを出て一緒に行った展示会の会場に向かった。

当時、Googleマップで調べずに感覚で向かいましょうと提案して呆れられたのを思い出した。

この道は爺ちゃんになってボケたとしても忘れないと思う。

 

最後は、台湾料理屋。告白した日に来たお店。

美味しかった。

 

帰宅後、最後に送られてきたLINEを読み直した。それはそれは読んだ。縦読みして本当は好きですみたいなメッセージが入ってないか確認したりした。

そんな物は当然なくて、読めば読むほど脈は無いなと判断したので、ピンを外した。

トークはスクロールしないと見えない位置まで移動していった。

「消せよ」と思うかも知れないがそれはメンタル的にもう少し待って欲しい。

 

今回、地獄のスタンプラリーを通してわかったことが一つだけある。

 

それはこの靴が自分に合っているという事だ。

7時間歩き続けても足が痛くならなかった。ポンプフューリーは最高の靴だと思う。

ありがとうReebok

最高の彼女に振られた

2020年3月11日付き合っていた彼女と別れました!!

この記事では彼女との出会い、思い出、心境について書いていきたいと思います!!

本来なら心の奥に閉まっておくべきことだと思うんですが、そんな事したらあっという間にパンパンになってパンクしてしまいそうなので吐き出させて下さい。

最後まで読んだ後に、「これ25歳フリーターが書いてるんだよな」と思ってもらえると楽しめると思います!!!!

 

見てないと思いますけど、彼女!!!!!ごめんね!!!!

 

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